最初に書けばよかったんですが、この曲、Bluesといいつつ、12小節のいわゆるブルース進行じゃないんですよね。
で、C.T.ってなんなの、というと、ジャズトランペット奏者のClark Terryさんの頭文字だそうです。
それはさておき、2コーラスめ。
はじめの4小節。
それぞれ1拍めに、3度 - 5度、という音型を置いてます。
こういうのって、絶対、音、間違えたらあかんやつですね(笑)
いろんな曲でこういう練習してみるのも価値あります。
8小節め、B7のところ。
これは、B7の代理コードのF7のミクソリディアンかと。
B7からみると、Bbの音はMaj7thになるので、なかなかインパクトがあります。
後半のEm7- F#m7 - G△7 - F#m7の流れは、Em7一発で取ってる感じかなぁ。
11~12小節めは、いわゆるビバップスケール(Be Bop Scale)といわれるもの。
Em7に対応するドリアンビバップスケールとみてもよいし、
Em7とII-Vの関係にあるA7のミクソリディアンビバップスケールとみてもよいし。
どっちも同じ構成音。
アルペジオとビバップスケールでの上がり下がり。
いわゆるビバップフレーズの常套句。
頭で理解するのは簡単ですが、いざアドリブで自由に吹けるかというと、けっこう難しい。
訓練あるのみ。