今年買ったブラザー社のプリンター、DCP-J557N。
また言うてきました。
「印刷品質を保持するために十分なインクがないため、印刷できません」
あのな。
俺は多少かすれてもいいから今日ライブでやる曲の譜面が欲しいのよ。
その印刷品質でいいかどうかは俺が判断するから、お前はとにかくありったけのインクで印刷せーっつーの。
なんや、その印刷しませんという態度は、たわけものーーー!
っ、て、先日ひとり、機械に向かって悪態をついていたわけですが。
今回は、そういうことのないように、ちゃんと用意してます。
黒のインクカートリッジ。
4つも買ってあるからね、プリンターちゃん。
で、セットすると。
イエロー、シアン、マゼンダのカラーインクがないから、印刷できない、と。
ん?
だから、別にカラーはいらんくて、モノクロでいいよ。
接触不良かと思い、カラーインクのカートリッジを抜き差ししてもいっこうに動かず。
。。。
ネットで調べました。
Q:モノクロ印刷しか行ないませんが、カラーインクは必要ですか?
http://support.brother.co.jp/j/b/faqend.aspx?c=jp&lang=ja&prod=dcpj952n&faqid=faq00012344_001
A:カラー印刷をご利用にならない場合でも、カラーインクが必要です。
インクがない状態 で、長い時間置かれると、インクヘッドが乾燥し、印刷品質が低下する恐れがあります。
それを防ぐため、本製品では、カラーインクが一つでもない状態では印刷機能が動作しないようになっています。
ほう。
他にもQAが。
Q:モノクロ印刷しかしていないのにカラーインクも減るのですか?
http://support.brother.co.jp/j/b/faqend.aspx?c=jp&lang=ja&prod=dcpj952n&faqid=faq00010604_001
A:コピーやプリンターとしてモノクロ印刷しかしていない場合でも、本製品は印刷品質維持のため、定期的に自動ヘッドクリーニングを行ないます。
この時、全色のインクを使用していますので、カラーインクも消費されます。
補足:自動ヘッドクリーニングで全色のインクを使用する理由は、目詰まり防止のためです。
カラーインクのヘッドクリーニングを長期間行なわないと、プリントヘッドのノズル内のインク粘度が高くなるため目詰まりを起こし、カラーコピーやカラー印刷したいときにインクが出なくなります。 また、目詰まりがひどい場合には、プリントヘッドを交換しなければならない場合もあります。
そのような不具合が発生しないように、全色インクを使用したオートクリーニングを行なっております。
まぁ、意味はわかりました。
しかし、実際問題、カラープリントってほとんどしないんよね。
店に置いてもらうフライヤーくらいで、いまのところ、月に1枚のペース。
それも、あんまり綺麗にプリントアウトできない。
1枚50円払ってコンビニでプリントアウトする方がよっぽど綺麗。
わかった。
もう、いい。
カラーインクのヘッドは死んでも。
使いません。
(カラーインクのヘッドが目詰まりしてもモノクロの方は大丈夫だろう、という仮定があるんだけど)
だって、ほとんど使わないのに、目詰まり防止でカラーインク消費されて、それ買い足さなあかんの、いややで。
1本900円で、3色で2700円て。
でも、機械側の自己診断機能があるから、モノクロ印刷もさせてくれない。
もうちょっとネットを見ると、悪知恵働かせてる人がいます。
『インク残量を検知する「窓」の部分に不透明のシールを貼ると、機械がインク有と認識して動く』と。
カラーのインク3色にビニールテープを貼ってみましたところ。
動くやんけ。
ざ ま ぁ み ろ。
これ、さっき交換した、インク無くなったっていう黒のカートリッジに貼ったら、わたしの望む「ありったけのインクで印刷せぇや」が可能になるんじゃないか?
試してみたら。
やっぱり、そう。
きれいに印刷できる。
とりあえず、昨晩印刷したかった50枚ほどの譜面は出力できました。
さて、なんで、こんなにインクを余らせて交換させるのかというと、調べたらちゃんとQAがありまして。
Q:インクカートリッジ内のインクを空になるまで使えないのは、なぜですか?
http://support.brother.co.jp/j/b/faqend.aspx?c=jp&lang=ja&prod=dcpj952n&faqid=faq00010609_000
A:インクを空になるまで使い切ろうとすると、プリントヘッド内に空気や泡が入る原因となります。
万一、プリントヘッド内に空気や泡が入ると、印字品質を低下させるだけではなく、白スジや印刷ムラを取り除くために手動によるヘッドクリーニングを行なうことで、かえって多くのインクが消費される場合があります。
また、プリントヘッド保護のためにも空気や泡が入らないようにすることが必要です。
そのため、ブラザーでは、インクカートリッジにインクを残した状態でインク交換をお願いしています。
なお、インクのランニングコストは、インクカートリッジ内に残るインク量を除いて計算しています。
そうですか。
まぁ、なんか。
設計する側の気持ちもわからんではないけど。
過保護に過ぎる気も。
とりあえず、新しい黒のカートリッジは開封しちゃったんで、それはそれで入れ替えときました。
カラーの方は、どうしようかなぁ。
もう、このままほっといたろかな。
【まとめ】
・99%モノクロの譜面しか印刷しないから、次は、モノクロ専用プリンター買う。
・1%のカラー印刷はコンビニ行けばよし。