The Chickenのアドリブの話の際に紹介したトランペット吹きの外人のおっちゃんのチュートリアルビデオ。
これ、むかし見て、ちょろっと真似したんだけど、全キーでやる、とかまではやってなくて。
自分の中で、ハーフディミニッシュ(m7♭5)の音が、コードによってちゃんと取れてないなぁ、という自覚もあるので、もう一回見直してみました。
まず、はじめの方で、おっちゃんが言ってること(英語がたいしてわからんので、あやふやですが)。
7thコードよく使うハーフディミニッシュが3つある。
(ここ言ってるのはスケールのことを言ってるわけではなく、ハーフディミニッシュのアルペジオ的な使い方)
わたしは、まず、♭#がないキーで考えたい。
C keyのドミナントG7でいうと、次の3つ。
(1) Bm7(♭5)
いっこめのBm7(♭5)は、わかりやすい。
G7の上に9thのラをのっけて、ルートのGをとっぱらったら、Bm7♭5になる。
ふつうにあかるーい感じですね。
(2) Dm7(♭5)
ふたつめの、Dm7(♭5)
これは、どうだろう。
なんかせつない系。
G7がマイナーのトニック(Cm)にいく前のものだったとき、Dm7(♭5)→G7→Cm7みたいな動きがよくあります。
そんなイメージで捉えておけば覚えやすいか?
別にマイナーにいかなくても、コールポーターの曲とか、こういうタッチの動き、多いですよね。
I Love YouのGm7(♭5)→C7→F△7みたいな。マイナーにいくとみせかけ、メジャー、的な。
(3) Fm7(♭5)
3つめ。
これは、いわゆる代理コード、裏コードのおはなし。
G7の代理コードにD♭7があって。
これに9thを乗っけてルートを取り去ると、Fm7(♭5)。
これって、G7のオルタードスケールの構成音でもあります。
なかなかに、じゃずじゃずしい。
それで言ったら、Gm7(♭5)もG7のAltered Scaleに含まれてるやんけ、と思うのですが、外人のおっちゃんが言及してないんで、とりま割愛。
そう言えば、Gのオルタードスケールって、Gm7(♭5)とFm7(♭5)の足し合わせともいえるか。
あまり意識したことなかった。
GのコンディミはG7(#9)とDb7(#9)の5和音を足したらできる、ってのはイメージあったんですが。