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チュートリアルビデオの続き。
2:20-3:15に3つめのLickがでてきます。
これが、The Chickenのアドリブの話の際に紹介したやつ。
突如ややこしくなります。
最初の4小節、C7で言うと、
1小節めは、Em7(♭5)のアルペジオであがって、半音上のFm7(♭5)のアルペジオで降りてくる。
2小節目は、Em7(♭5)のアルペジオに戻って。
3小節目は、代理コードのG♭9のルート抜き、B♭m7(♭5)のアルペジオにつなげる、と。
譜面に書いてることと吹いてることが違うのが、いかにも外人さんなんですが、わたくしは生真面目な日本人なので、最初に吹いているやつを12keyに展開してみました。
7thコードのルート抜き、で、イメージしたかったので、こういう記譜になってます。
代理の7thのルート抜いたらできるハーフディミニッシュが、もとのコードのオルタードスケールの中の音なんで、解決するのもオルタードスケールを使った方が馴染むっぽい。
しかし。
これが。
難しい。
譜面見たら吹けるんだけど、暗譜でとなると、難しい。
G♭7~A7の貧困ゾーンが苦しい。
ぶっちゃけ、1週間くらい地道にやって、ゆっくりなら吹けるようになりました。
速くなると、間違える。
でも、これ、きっちり把握して、寝てても吹けるようになると、いろんなところで見通しがよくなる気がします。
(続く)