(1) 4小節目あたりのB♭7 - A7
さて。
どんなスケールが使えるかわかったところで、どうしようという話なのですが。
まずは、とっかかりとして、コードトーンは吹けた方がいいです。
リズムにあわせて、1度をつなぐ、とか、3度をつなぐ。
それだけじゃあまりにさみしいので、B♭のところはスケールの1つ上の音も使ってフレーズを練習してみましょう。
もう少し、スケールというものを活用したい。
でも、ちょっと、まだ、慣れない。
そういうときは、B♭7かA7のどっちかを捨てましょう。
代数と幾何、どっちも中途半端に勉強してどっちも落とすなら、どっちかだけやっておこう、という感じ。
まず、捨てやすいのは、B♭7の方です。
ここは空白にして、A7に注力。
いくつか例をあげてみます。
どうでしょうか。
何かお気に召すものはございましたでしょうか。
何か2つ、3つ。これを参考にして自分で作ってもいいですし。
とにかく、考えずに吹けるフレーズをストックしておくことが大事です。
次にA7を捨てることを考えます。
ただ、A7は完全に捨てると不細工なので、コードトーンを吹きのばす、くらいの捨て方にします。
最後の方は、A7もコードトーン2つくらいサービスしてます。
どうでしょう。
あとは、気が向いたら、これを組み合わせてみます。
B♭7とA7の切り替わりのタイミングは、バッキングにリズムにあわせてもいいですし、あわせなくてもいいです。
几帳面にあわせたからかっこいいかというと、そうでもなかったりします。
いかがでしょうか。
とにかく、この中のフレーズでもいいし、自作フレーズでもいいし。
考えたフレーズを何度も練習して、結果、「考えずに吹けるようになる」ことが大事です。
とにかく、この部分だけを練習しよう、ということで。
練習キットを作ってみました。
i-Real Bookとかでもこういうのは作れるかと。
練習したいところを集中的に練習するための準備、というのも、意外と重要かな、と思っています。
スタジオでの個人練習とかで、スマホをミキサーから出ている線にさして、マイナスワンをかけながら、ある部分だけを、何度も何度も繰り返し吹く。
そういうものの積み重ねがセッションとかで実を結ぶはず!