セッションでやるとき、なんか、キメがあった方がいいな、と思って書いたのですが、そうじゃないパターンも多々あります。
前半をAm7、後半をC7(次のF△7との関係は♭1つのキーのⅤ-Ⅰ)とみるのが基本。
前半のAm7をAm7-D7のⅡ-Ⅴに分割して、D7の代理コードG#7に置き換える、というパターンがある、という話と(例2、3)。
後半のC7を代理コードのF#7に置き換えるパターンが、この譜面。
後半のC7をGm7-C7のⅡ-Ⅴに分割したのが例2。
さらにC7を代理コードのD#7に置き換えたのが例3です。
前半と後半は、分けて吹く必要がありますが、分けたうえでイメージしたコードがリズム隊と違ったとしても、別にサウンドしますので、あまり細かく気にする必要はないかと。
Gm7-C7みたいな動きが見えたら、持ってるⅡ-Ⅴのフレーズを入れてもかっこいいかもしれません。
別にF#7が鳴っているうえでGm7-C7のⅡ-Ⅴフレーズを吹いてもサウンドします。
オルタード系ならなおよし。
せっかく練習したのに、なんですが、B♭7―C7の箇所とか、F#7の箇所とか。最後のD7とか。
そういうところに深く考えずCのブルーノートスケールの手癖をぶちこんでもなんとかなります。
そっちの方がかっこいいときもあるでしょう。
そういうものです。
デビッドサンボーンのような音色のかっこよさとか、エリックマリエンサルのようなテクニックがあれば、はっきりいって、ペンタとブルーノートスケールと、フラジオ吹き伸ばしだけで、十分、成り立ちます。
そういうものです。
ただしイケメンに限る、的な。
ここまでいろいろ書いておいてなんですが。
どういう音列を並べるか、ということより、
どういう音色で、どんなグルーブで、どういうアーティキュレーションで吹くか、
ということの方が、よっぽど大事だったりします。