色彩のブルース。
日本のバンドEGO-WRAPPIN'が2001年に出した1枚目のシングルだそうです。
当時、流行った気がしますね。
これ、今日のライブのセットリストに入ってまして。
ジャズっぽい雰囲気があって、でも、あくまで「っぽい」程度なんで、わりとポップス方面の人もとっつきやすい。
ひとむかし前なら、学生の軽音サークルなんかで、やろーってなること、多かったんじゃないでしょうか。
コードも4つくらいしかないし。
「君、サックスもってるなら、これ、吹いてよ。簡単でしょ」的な。
いや、そこのギタリスト。
これは、サックスにとっては運指がけっこう難しいんだってば。
実音でいうと、F#m(メジャーでいうならA)。
アルトサックスなら#が6つ、テナーサックスなら#が5つ。
もし、♭も#もないキーだったら、サックスがイントロ、間奏、エンディングで吹いていることはこんな感じです。
テナーサックスがA管だったら、超easy。
ところが、テナーサックスはB♭管なのでこんな譜面になります。
うぇー、#多いしー。
間違えそう。
原曲はテナーサックスなので、持っている楽器がアルトサックスだと下の方の音が出ないという問題にぶちあたります。
なもんで、ちょっといじって、アルトサックスで吹けるように。
(下の音域でレ#ド#ド♮ シド#レ#ファ#、てのが運指難しいけど)
なんせ、難しいのです。
サックスで#系の曲を吹くのは。
わかってくれーーー。
てか、あと半音上げてくれ(泣)。