On Green Dolphin Street (1)

ジャズのジャムセッションの人気曲、On Green Dolphin Street。

1947年公開の「Green Dolphin Street(邦題:大地は怒る)」という映画のために作られた曲だそうです。

作品の内容を一行で要約すると、「美人姉妹の妹と結婚したかったが、誤って送った手紙により姉と結ばれてしまった男の夫婦生活」だそうで、それだけじゃ、なんのこっちゃって感じですが。

 

映画の予告編のMovieがYou Tubeにありました。

1'24あたりからようやくグリーンドルフィンや~っていうフレーズが出てきます。

サントラはこれなのでしょうか?

気になってレンタルDVDやさんに行ったのですが、残念ながら置いていなかった。

あらすじみてると、Green Dolphin号っていう船が出てくるのですが、何がStreetなのか知りたい。。

 

それはさておき。

 

この曲、Aメロが特徴的なんですが、このコード進行が本によってまちまち。

 

例によって、比較してみます。

5小節目、6小節がばらばらポイント。

The New Real Bookだと、F△7/E♭ → E△7/E♭

The Handbook of JAZZ STANDARDS、通称青本だと、F7 → E7

Jazz Standard Bible、通称黒本だと、F7/E♭ → E△7/E♭

 

どれが正解か、というと、いろんなバージョンがあります、って感じなんですが。

どれが一般的なんでしょうね?

セッションでグリーンドルフィンって言ったら、たいていの人はメモリー(暗譜)でやってはるんですが、そういうとき、ピアノの人とかギターの人って何弾いてるんだろう。

 

 

実は4度積みで7thの音弾いてません、とかいうオチだったりして。

 

お前は何吹いているねん、って言われそうですが、何考えて吹いてるんでしょうね?

 

 

雰囲気。。。

 

 

You Tube見てたらBill Evans Trioのピアノを採譜してるものがありました。

 

これは全部Major 7thですね。

The New Real BookのF△7 → E△7 → E♭△7のパターン。

なるほど。

 

(続く)