ま、お前は何吹いているねんってのはどうでもよくて。
さて、偉大なるジャズジャイアンツたちは何を吹いているか。
オン グリーン ドルフィン ストリートで、有名なのはこれでしょうか。
Tp. MILES DAVIS
Alto Sax. Cannoball Adderley
Tenor Sax. John Coltrane
Pf. Bill Evans
Bs. Paul Chambers
Drs. Jimmy Cobb
5小節目、6小節がばらばらポイントにおいて。
マイルス先生は、アドリブソロの中であんまり7thの音を吹いていません。
なもんで、コルトレーン先生のアドリブを見てみます。
1コーラスめ。3'12あたりから。
譜面はin E♭、アルトサックス譜面です。
自分がアルトサックスメインなのと、♭#がないキーになるので。
明確にMajor 7で吹いています。
D△7 - D♭△7 - C△7
2コーラスめ。3'38あたりから。リズムは採りきれてません。音使いだけ。
こっちもMajor 7なのですが、△7 - 9 - #11 - 13というように13thまであがっていっています。
D△7(#11) - D♭7(#11)みたいな捉え方。
スケールでいうと、Lydian Scale (リディアン)。
へぇ。
なんとなく聴いているときはよくわからなかった。
もう1つ、コルトレーン先生の演奏を聴いてみます。
1'40あたりから。
こっちも、もろにMajor 7thです。
ルート音を飛ばしたただのアルペジオ。
でも、ルート音飛ばすだけでいい感じのフレーズになりますね。
覚えておこう。
(続く)